理系なぽぽん太のロジカル妊婦日記

理系夫婦のロジカルなシンキングを考える日々

妊娠して考え方がすごく変わった

こんにちは、ぽぽん太です

今回は私の妊娠してから考え方が180度変わったお話をしたいと思います

妊娠ってすごく人生の転機であり

自分の価値観や固定観念がすごく変わるきっかけだなと思いました

みなさんとその思いを共有できれば嬉しいです

妊娠前の私

私は大手IT企業に勤めています

まずなぜIT企業に就職を決めたかというと「これから伸びそうだったから」

でも就活時の私は何もわかってなかったんです

社会がどんな仕組みで、会社とはどのように経営して、自分がどうして行きたいのか

大学4年生、田舎の大学で四季報すら知らずに就活し内定獲得しました

あとは浪人もしたし、奨学金を借りていたのでもう後がなかったっていうのが大きかったですね

家も裕福ではなく、自営業で父も年金生活、カツカツ状態です

まさに背水の陣、逃げ場も頼る場所もない

そんな気持ちで東京にやってきたわけです

それから7年ほど同じ会社、同じ部署で仕事を続けてきました

その7年間で彼氏もできて、結婚もしたわけですが次に言われるのが

「子供は?」でした

この問い、本当に聞かれるのかと最初は驚きました

まずは父、姉ですね

電話の度に言われます、昔の頭なので結婚=子供!という方程式しかないようです

夫は子供は欲しい、いつでもいいと言っていましたが私の中には色んな不安要素が駆け巡っていました

  • お金のこと(教育費がいくらいるのか)
  • 実家が頼れないこと(両家が遠方、父は半介護状態で母も動けない)
  • 夫との育児のこと(今の夫は「子供欲しい」と言っているけど他人事のように捉えていないか?)
  • 自分のキャリアのこと
  • 子供を育てられるのかということ

特に、「自分のキャリアのこと」「子供を育てられるのかということ」はひとりで悩みまくっていました

悩んで悩んで、今に至っていますが結論としてはこの答えは出ていません

自分のキャリアについて

大手IT企業に勤めている私ですが当時は不満と不安でいっぱいでした

大手特有の年功序列に納得もいかず、正当な評価もしてもらえない。上司も相談に乗るそぶりもなく入社以来ずっと孤独に頑張ってきていました。(指導者も明確にいなかったのでフィードバックを受けたことがなく辛かったです)

そしてここにいても自分は何も成長できない、得るものがないと気がつき始めていました

ここで「転職」か「異動」するしかない、そう思っているところでした

その中で子供を持てば…「自分の意志だけでは動けない」「子供最優先の生活になる」「転職も今よりいいところは望めないだろう」「辞めても再就職は難しい」「パートとして生きるのか」「せっかく大学まで行かせてもらったのに」「どうして女性だけこんなに不利なんだ」「自分のキャリアを潰さないと子供を持てない」

悔しい思いでいっぱいでした

そしてこの気持ちを誰にも共感してもらえない

ずっと孤独な気持ちでした

姉に話しても「キャリアってそんなに大事?」と言われ泣いてしまったこともあります

私にとっては「一度崩れるともう立て直せない」「辞めたら終わりだ」そんな気持ちでした

 

子供を育てられるのかということ

これは完全に私の考えなのですが子供を作ることが大人の「エゴ」に思えたのです

子供は親を選べないし環境を選べません

私もそこまで酷い環境にいたわけではありませんが子供の頃は息苦しくて仕方なくて大人になってからやっと自分らしく生きられるようになった実感があります

自分の子供は幸せなんだろうか

私が「子どもが欲しい」と思って子供を作ることは私自身の自分勝手な考えだけだ

本人の意思なんてそこにはない

赤ちゃんなので意思なんてもちろん伺えないんですがね笑

その自分勝手な都合で命を作られて幸せにしてあげられるほどの力量と覚悟があるのか

私にはない

皆みたいに立派に、自分の全てをかけて、育児ができる自信はない

そこでいつも思考が停止していました

今思えば「じゃあどうすれば力量と覚悟はできるの?」という問いですがこれは一生できない気がします笑

夫と話したこと

そんな中、夫と子供について話すことがありました

夫は当時メンタルクリニックに通っており仕事が激務でかなり疲弊していました

私も気を遣い神経を研ぎすませ言葉一つ一つを考えて発言していた程です

今後の不安について上記のことを伝えた後、夫から一言

「俺は今暇だから子供作るならいつでもいいよ」

と言われました

一瞬で怒りと悲しみが湧いてきました

鬱の一歩手前だと診断されている人間がなんてことを言うんだ

今まで私がどんな気持ちであなたに接してきたと思っているんだ

暇?心が大変なことになっているだろうと家事も片付けも食事の用意も引っ越しの手続きや色々なことを全てやってきていた私に向かってよくもそんなことが言えたな

相当怒りました笑

そこで気がついたんです

「ひとりだ」と

不安を抱え、将来に絶望し、悩んでもこちらを向いてもらっている気がしない

孤独でした

「俺は」という言葉がすごく刺さりました

他人のよう

こんなに近くにいる人ですら心を通わせようとしてくれない

私は分かち合いたいのに

すごく悲しい気持ちになりました

その後私は夫に伝えます

ひとりにしないで。違う人間だから気持ちをわかってもらえない時もあると思う。けど必ず受け入れてほしい。否定しないでほしい。分かろうとしてほしい。それが私の不安が解ける方法だ。」と

謝ってくれて必ず一人にしない、と誓ってくれました

この時から1回も同じように突き放されたことはありません

これが私のきっかけでした

夫との信頼関係から

その後私も納得の上、妊娠したのですが

不安な要素は取り除かれたかというと妊娠してからも相変わらずです笑

お金も、子育ても、キャリアも解決策は明確に出てきていません

ただ夫と一緒に考えるようになりました

 

不安要素への対策、対応

答えは出ていませんが今できること、対応策を二人で考えてみました

  • お金のこと

二人の収入をもとに一緒に今後のキャッシュフローを考えました

  • 実家が頼れないこと

頼れる施設や設備を探しています、そのほか産後うつにならないための対策などを模索中です

  • 夫との育児のこと

先述のケンカの後から関係性が変わったことにより信頼関係が生まれました

  • 自分のキャリアのこと

妊娠してからリモートワークが増えて職場から離れることで「そもそもこの会社(部署含め)に固執する必要ないのでは」と思ってきたんです

要は「なぜ働いているのか」という原点に立ち返りました

「お金が必要だから」ですがお金が稼げればなんでもいいのではないか?他にもたくさん選択肢はあるし何もサラリーマンにこだわる必要はない、フリーランスでも副業でも何でも稼ぐことはできるし投資で増やしたりすることもできる。

え、昇級もしなくていいかもしれない。。。。

はっとしました。

  • 子供を育てられるのかということ

これは結論が本当に出ていません。育児書を読んだり情報を手に入れたり夫と価値観をすり合わせてきたりしましたが、産んでみないとわかりません笑

オリラジのあっちゃんですらYouTubeで「育児が正しいかはわからない!」と言っていました

けれどこうも言っていたのです

「正しいかどうかわからないけどお父さんは全力を出したよと言ってあげたい」

「僕の信じている未来にコインを賭けたかった」

ちなみにその動画はこちら↓

www.youtube.com

何が正解か、いつわかるのかわかりませんが私も全力をかけていきたいと思いました

 

私の考え方とこれから

現在妊娠9ヶ月、妊婦生活も長くなってきました

妊娠する前は「全てを失うんじゃないか」「うまく行かないんじゃないか」「自分が変わってしまうんじゃないか」そう思っていました

けれど今は「子供を産んでも自分は自分として生きる方法を見出せばいい」「うまく行かないこともあると思うけど夫と一緒に考えていけばいい」「自分が変わってもいい」そう思えるようになったんです

 

妊娠して子どもができて変わることもあるし合わない人、合う人も出てくると思うけど

私らしく生きることに諦めなくてもいいんじゃないか

一度失ってもまた取り戻せばいいじゃないか

自分や家族が笑顔でいられることが一番

今のところこう考えています

 

あとは副業や投資に興味を持って日夜勉強しています

仕事よりもめっちゃ楽しいです!笑

自分の好きなことでお金を稼げるようになったり

自分が何もしなくてもお金が増えるようになったら嬉しいなと思って色々模索中です

あんまり書くと胡散臭くなるし情報商材っぽいからこれくらいにしておきます笑

 

自分のことばかりつらつらと書いてしまいましたが

全力で子供には愛情を注ぐし全力でその子にとって良いと思うことをしてあげたいと思っています!!

来月産まれてくるまでに、色々準備しておくからね

私なりの全力を駆け抜けていきたいと思います

ぽぽん太